2006年10月14日
新リラックス方法
リラックスとは・・・
こないだコーチルームでFコーチが新聞を見たときにフェデラーがとても穏やかな顔で打っている写真をみて寒気が走ったと言っていました。
それから各雑誌をみて、確かに他の選手が鬼のような形相でボールを打っているのに比べてフェデラーは比較的どのショットでも穏やかな顔で打っているようでした。
人間必死になればなるほど顔が怖くなり、人によっては眉間にしわのよるような表情になります。
勿論、怒っているわけではなく真剣であるからです。
さてここで重要なのは、試合中誰もが平常心を保とうとするために、リラックスしようとトライするはずです。
人それぞれ深呼吸したりオマジナイをしたり様々な方法がありますが、正解かどうかは分かりませんが新しい方法を提案します。
それは「顔の力を抜く」です。
顔にはいろいろな筋肉がありますが、一番意識しやすいものは、まず顎(頬の筋肉)、次に目の周りの筋肉です。
顎は歯を食いしばるわけではなく脱力して、ほんの少し半開きにする程度が良いと思います。
目は半開きにずるわけにはいかないので、軽く目を閉じた状態からスッと目を開いて見て下さい。
単純に、ボールを良く見ようと意識するにしても眉間にシワをよせて力を入れれば緊張している状態と同じになってしまい、目に力が入っていれば眼球の動きが鈍くなり、速いボールを追いかけにくくなるはずです。
また自分の経験論ですが、顔に力が入っていると連動して身体にも力が入りやすいです。
極端に言えば口を半開きにして舌を少し出したような自分でかなりだらしない表情を作ってみると自然と身体も脱力したような状態になります。
理論として正解かどうかはテニス関連の書籍等ではおそらく書かれていない方法ですが試してみる価値はあると思います。
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こないだコーチルームでFコーチが新聞を見たときにフェデラーがとても穏やかな顔で打っている写真をみて寒気が走ったと言っていました。
それから各雑誌をみて、確かに他の選手が鬼のような形相でボールを打っているのに比べてフェデラーは比較的どのショットでも穏やかな顔で打っているようでした。
人間必死になればなるほど顔が怖くなり、人によっては眉間にしわのよるような表情になります。
勿論、怒っているわけではなく真剣であるからです。
さてここで重要なのは、試合中誰もが平常心を保とうとするために、リラックスしようとトライするはずです。
人それぞれ深呼吸したりオマジナイをしたり様々な方法がありますが、正解かどうかは分かりませんが新しい方法を提案します。
それは「顔の力を抜く」です。
顔にはいろいろな筋肉がありますが、一番意識しやすいものは、まず顎(頬の筋肉)、次に目の周りの筋肉です。
顎は歯を食いしばるわけではなく脱力して、ほんの少し半開きにする程度が良いと思います。
目は半開きにずるわけにはいかないので、軽く目を閉じた状態からスッと目を開いて見て下さい。
単純に、ボールを良く見ようと意識するにしても眉間にシワをよせて力を入れれば緊張している状態と同じになってしまい、目に力が入っていれば眼球の動きが鈍くなり、速いボールを追いかけにくくなるはずです。
また自分の経験論ですが、顔に力が入っていると連動して身体にも力が入りやすいです。
極端に言えば口を半開きにして舌を少し出したような自分でかなりだらしない表情を作ってみると自然と身体も脱力したような状態になります。
理論として正解かどうかはテニス関連の書籍等ではおそらく書かれていない方法ですが試してみる価値はあると思います。
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2006年10月14日
市民戦を見て
以前市民戦を観戦しにいった時の感想です。
参考になれば^^
●まずはじめに●
勝負に絶対はない。
例えば極論になりますが初心者がプロと対戦したとしても千回試合をすれば、1勝する可能性があります。更に言えば、フェデラーと対戦したとするなら必ず1ポイントは取れる可能性があります。
逆を返せば上手いと思われる相手であっても誰にでも勝つ可能性があります。
さらに、格上の立場からすると勝って当たり前なだけに必要以上にプレッシャーを感じますのでつけ込むスキはかなりあります。
だからこそ、試合は細心の注意を払う必要があります。
●ロブ●
今日、観戦した試合は女子ダブルスですが、やはりロブが多いですね。
このロブを如何に処理するのが勝負にカギになります。
基本的にダブルスは陣地取りゲームです。
雁行陣から平行陣を取れた方が有利というセオリーがあります。
しかし、平行陣を取ってからロブを上手く処理できないと逆に追い込まれてしまうケースが多々あります。
ここで注意しなければならないことは、プロのように身体能力が高く血のにじむような練習を積み重ねた人であればほとんどをスマッシュで確実且つ破壊力のあるショットを精度良く打つことができますが、これはコーチレベルでもかなり困難な技術です。
ならばどうすれば良いかというとロブをハイボレー(カット)したり下がってストロークで返球するしかありません。
ここで必要な技術は、スピードよりも正確にコントロールできるハイボレー、ストローク、ロブです。相手が雁行陣であれば後衛に深く打ったり、前衛の足下、スマッシュを打たれないロブが要求されます。
相手が平行陣であれば相手の足下もしくはスマッシュを打たれないほどの深いロブが要求されます。
今日みていたダブルスでも今ある技術で上記のロブ捌きさえできればかなり負けた試合を勝ちに変える事ができるはずです。
是非スマッシュばかりの練習ではカットやロブの重要性を認識して下さい。
●サーブ●
全体的にかなり1stサーブの確率が低いですね。
速いサーブを打ちたい気持ちは分かりますが、結局2ndサーブでプレッシャーを感じて山なりな真ん中に打つサーブになってしまっては意味がありません。
プロでも1stは最低でも50%です。
組み立てをするためにも1stはスピードを抑えてコーナーに打ち分ける必要があります。
また一度でも速いサーブを見せておけばリターンの心理としてはかなり警戒してプレッシャーを感じるので、リターンミスをさせる事ができます。
●ポジション●
ポイントは決めても相手がミスをしても同じポイントです。
だからこそ、相手にプレッシャーをかけるために前に出たり、相手の打ちそうな場所に構えることが大切です。
サッカーに例えるなら
ボールを持っている時に仕事が出来るのが上級者
ボールを持っていない時に仕事が出来るのが達人!!
●コミュニケーション●
上記の「ポジション」によってポイントを取れることがあるのだから、「ナイスショット」ばかりではなく「ナイスポジション」「ナイスプレッシャー」等の声の掛け合いがあるとより充実したダブルスになるはずです。
よくある光景ですがペアの片割れが要求をしすぎてペアが萎縮してしまうケースが多いです。実力的にも自分がペアより上回っていたとしても、無理に指示を出すばかりでは無く、意見を求めたりして協力していこうという姿勢が重要です。
例えば「リターン返して」と言うよりも「頼りにしているよ」と声をかけるだけで気分良くリターンに迎えるはずです。
また、ダブルスなんて大抵二人とも調子の良い時なんて無い事の方が多いです。
だからお互いにフォローすることが大切です。
あくまでテニスが上手いだけでなく
ペアの動き・調子・気分をコントロールできてダブルス上級者だと考えます。
◆長文にお付き合い下さいまして有り難うございます。
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参考になれば^^
●まずはじめに●
勝負に絶対はない。
例えば極論になりますが初心者がプロと対戦したとしても千回試合をすれば、1勝する可能性があります。更に言えば、フェデラーと対戦したとするなら必ず1ポイントは取れる可能性があります。
逆を返せば上手いと思われる相手であっても誰にでも勝つ可能性があります。
さらに、格上の立場からすると勝って当たり前なだけに必要以上にプレッシャーを感じますのでつけ込むスキはかなりあります。
だからこそ、試合は細心の注意を払う必要があります。
●ロブ●
今日、観戦した試合は女子ダブルスですが、やはりロブが多いですね。
このロブを如何に処理するのが勝負にカギになります。
基本的にダブルスは陣地取りゲームです。
雁行陣から平行陣を取れた方が有利というセオリーがあります。
しかし、平行陣を取ってからロブを上手く処理できないと逆に追い込まれてしまうケースが多々あります。
ここで注意しなければならないことは、プロのように身体能力が高く血のにじむような練習を積み重ねた人であればほとんどをスマッシュで確実且つ破壊力のあるショットを精度良く打つことができますが、これはコーチレベルでもかなり困難な技術です。
ならばどうすれば良いかというとロブをハイボレー(カット)したり下がってストロークで返球するしかありません。
ここで必要な技術は、スピードよりも正確にコントロールできるハイボレー、ストローク、ロブです。相手が雁行陣であれば後衛に深く打ったり、前衛の足下、スマッシュを打たれないロブが要求されます。
相手が平行陣であれば相手の足下もしくはスマッシュを打たれないほどの深いロブが要求されます。
今日みていたダブルスでも今ある技術で上記のロブ捌きさえできればかなり負けた試合を勝ちに変える事ができるはずです。
是非スマッシュばかりの練習ではカットやロブの重要性を認識して下さい。
●サーブ●
全体的にかなり1stサーブの確率が低いですね。
速いサーブを打ちたい気持ちは分かりますが、結局2ndサーブでプレッシャーを感じて山なりな真ん中に打つサーブになってしまっては意味がありません。
プロでも1stは最低でも50%です。
組み立てをするためにも1stはスピードを抑えてコーナーに打ち分ける必要があります。
また一度でも速いサーブを見せておけばリターンの心理としてはかなり警戒してプレッシャーを感じるので、リターンミスをさせる事ができます。
●ポジション●
ポイントは決めても相手がミスをしても同じポイントです。
だからこそ、相手にプレッシャーをかけるために前に出たり、相手の打ちそうな場所に構えることが大切です。
サッカーに例えるなら
ボールを持っている時に仕事が出来るのが上級者
ボールを持っていない時に仕事が出来るのが達人!!
●コミュニケーション●
上記の「ポジション」によってポイントを取れることがあるのだから、「ナイスショット」ばかりではなく「ナイスポジション」「ナイスプレッシャー」等の声の掛け合いがあるとより充実したダブルスになるはずです。
よくある光景ですがペアの片割れが要求をしすぎてペアが萎縮してしまうケースが多いです。実力的にも自分がペアより上回っていたとしても、無理に指示を出すばかりでは無く、意見を求めたりして協力していこうという姿勢が重要です。
例えば「リターン返して」と言うよりも「頼りにしているよ」と声をかけるだけで気分良くリターンに迎えるはずです。
また、ダブルスなんて大抵二人とも調子の良い時なんて無い事の方が多いです。
だからお互いにフォローすることが大切です。
あくまでテニスが上手いだけでなく
ペアの動き・調子・気分をコントロールできてダブルス上級者だと考えます。
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2006年10月14日
変える勇気
以前、ガットの強さを57ポンドから37ポンドへ20ポンドダウンしてみました。
意外と快適^^
当然良く飛ぶのですが、それよりもボールの食いつき感がたまらない。
結構、自分のガットの強さに固定観念を持っている方も多いですが様々なテンションを試すと非常に面白いですよ。
新しいラケットの使い方や身体の使い方等の発見があります。
フォーム・道具・気持ち・考え方には変える「勇気」が必要ですが、上達するためには、その「変える勇気」が大切だと考えます。
勿論、変えたことによって最初は違和感があり大抵は上手くいかないはずです。
だからこそ練習が必要なのです^^
よくあるのは上手く行かないからといって、すぐに元の安心のできるフォーム・道具等に戻してしまいます。
この「安心感」というのが、かなり曲者で良い面と悪い面があり、時によっては上達を妨げる事があります。
ということは、不安を払拭するために練習をし、「安心感」を得て、更に上達を臨むために新たな「不安」を作り出さなければならないと言うことです。
だんだんと難しい話になってしまいましたが、ようするに、
「変える勇気と不安を解消するまで練習する根気を持ちましょう」ということです^^
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意外と快適^^
当然良く飛ぶのですが、それよりもボールの食いつき感がたまらない。
結構、自分のガットの強さに固定観念を持っている方も多いですが様々なテンションを試すと非常に面白いですよ。
新しいラケットの使い方や身体の使い方等の発見があります。
フォーム・道具・気持ち・考え方には変える「勇気」が必要ですが、上達するためには、その「変える勇気」が大切だと考えます。
勿論、変えたことによって最初は違和感があり大抵は上手くいかないはずです。
だからこそ練習が必要なのです^^
よくあるのは上手く行かないからといって、すぐに元の安心のできるフォーム・道具等に戻してしまいます。
この「安心感」というのが、かなり曲者で良い面と悪い面があり、時によっては上達を妨げる事があります。
ということは、不安を払拭するために練習をし、「安心感」を得て、更に上達を臨むために新たな「不安」を作り出さなければならないと言うことです。
だんだんと難しい話になってしまいましたが、ようするに、
「変える勇気と不安を解消するまで練習する根気を持ちましょう」ということです^^
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